少年野球と学校行事の予定が重なってしまった場合は?

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記事の目次

少年野球の練習は土日、祝日が中心ですが、チームによっては平日も練習していることがあります。
私が懇意にさせていただいている四国の強豪チームは、1年のうち、正月の三が日以外の“年に362日”練習するそうです。

少年野球チームの練習と言うのは、どこでもこういった状況なので、練習や試合の日が学校行事とぶつかることも日常茶飯事です。
特に多いのが運動会や学芸会といったイベントのバッティングで、時期的なこともあり公式戦とぶつかることがかなりあります。
また、単純に日程がぶつかるだけでなく、“1回戦・2回戦を勝ち上がった場合に限り、3回戦が学芸会とぶつかる”といった特殊なケースもあり、チーム関係者はみな頭を抱えています。

私のチームでは、大きな大会の準決勝が学芸会とぶつかり、学校を優先したことで不戦敗になったことがあります。
この時は、保護者の意見が“学校行事なのだから、学芸会に出て野球大会は辞退するのが当たり前”派と、“こんな大きな大会をせっかくここまで勝ち上がったのだから、みんな急病になったことにして準決勝に出る”派とで、真っ二つに分かれるというチームとしての大ピンチでしたが、最終的に私が結論を出して学芸会を選びました。

運動会

これは終日休めません。観念して公式戦を別メンバーで戦うか、雨乞いしての雨天順延を祈りましょう。

学芸会

これも基本休めませんが、劇をやる場合には“台詞の多い主役級にはなるな”というのが鉄則です。
“通行人A”とか“街の人B”とかの、ほとんど台詞のない登場人物の場合、ずる休みをしても代役がすぐ立てられるからです。
合唱は基本的に休んでもわかりません。
合奏も、大太鼓などの一人で演奏する特殊な楽器を任されない限り、サボっても大丈夫でしょう。

授業参観(日曜参観)

これは大抵午前中に終わるので、監督に頼んで試合の時間変更をしてもらう努力をしましょう。
大会にもよりますが、学校行事と日程が重なった場合、大会本部・事務局に相談すると、時間変更・日程変更など色々と便宜を図ってくださる場合があります。

修学旅行

中学部の話ですが、全日本少年軟式野球大会という中学生で一番大きな大会の試合が、運悪く京都への修学旅行の日程と重なった中学校があり、その学校に通う3人は、試合が終わった後に保護者付き添いのもと京都に新幹線で向かい、無事同級生たちと合流したということがありました。
修学旅行代は倍近くになってしまいましたが、子供たちも親御さんも満足のいく結果となりました。

移動教室・林間学校・臨海学校

これは、大抵夏休みか平日に設定されていると思いますが、平日であれば問題ないと思います。
夏休みであれば、たまには野球を忘れて参加させましょう。
絵日記が野球の絵ばかりでは味気ないですから。
但し、羽目を外しすぎて怪我をして帰ってくる子がたまにいるので、充分注意してください。

まとめ

「野球ごときの為に学芸会とかをサボるわけがないじゃない!」と呟いている貴方。
中心選手に成長した息子さんがチーム一丸となって勝ち進んだ大会の決勝戦と、学校の学芸会の日程が重なった時に、もう一度このページをごらんください。
きっと、前とは違うことを呟くと思います。

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