家族ができるサポート内容

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プロ野球のドラフト会議の夜などに、注目選手の家族にスポットライトを当て、ドラフトの結果も踏まえて紹介する…という番組が定着して久しいですね。
少年野球に限らず、野球をやる上で保護者のサポートは欠かせません。
ここでは、保護者のサポート内容を個別に紹介しましょう。

お茶当番

大半の少年野球チームには、「お茶当番」なるものが存在します。
これは「ジャグ」と呼ばれる保冷用のタンク(3Lくらいから大きいもので15L程度)に、麦茶やスポーツドリンクを用意する当番のことです。
夏場は熱中症対策で水分補給が欠かせません。
そして子供たちの飲む量は半端じゃないので、練習中や試合中に何度も準備します。
事前に氷の準備なども必要になります。
冬場は逆に寒さ対策で、温かいココアやスープを用意するチームもあります。
この「お茶当番」は月に数回まわってきて、当日は試合や練習につきっきりになる必要があります。
買い物などの事前準備や後片付けもありますので、かなりの負担になります。

その他「お茶当番」は、選手が練習中や試合中に擦りむいたり鼻血が出たりした際、その応急処置も行います。
チームに備え付けの救急箱を常に脇に置き、ベンチで待機しなければなりません。
ただそうは言っても、急用や仕事でお茶当番の日に参加できない場合もあるでしょう。
その場合は、他のお母さん(保護者)と代わってもらう段取りを「自分で」しなければなりません。

弁当作り

長時間練習や遠征、また公式戦でも開会式や閉会式など拘束時間の長い日には、「弁当持ち」が義務付けられることがあります。
野球場の中には回りにコンビニなどが全くないところもあり、チームの決まりで「買い弁(家庭で作るのではなくコンビニやほか弁を買う)」を禁止しているチームも少なくありません。
また夏場などは食材が傷みやすいので、その材料やメニュー、味付けにまで気を配らなくてはいけません。

車だし

上部大会出場や遠距離のチームとの練習試合などでの遠征の際、大抵のチームはチームの専用バスなど持っていませんので、各チームの中で自家用車を供出できる親御さんを事前に募ります。
各家庭ではその車に子供が何人乗れるかをチームの配車担当に連絡します。
遠征当日車出しをした家庭は、基本、往復運転も担当することになるので、運転手としてアサインされた保護者は一日仕事になります。
この際、駐車料金についてはチームから出ることが多いですが、ガソリン代などは車ごとに燃費が違うので基本持ち出し(持ち主負担)です。

しかし、車出しは悪いことばかりではありません。
指導者側からすると、xx君のうちには、いつも車出ししていただいて申し訳ないという気持ちを必ず持っているので、試合などで“便宜が図られる”ことが多いということも付け加えておきます。
これは決して“xx君を贔屓する”ということではなく、“今日の試合にxx君とyy君(車出しをしていない家庭の子)のどっちをスタメンで使おうか?”と悩んでいる場合に限り、xx君が当選するということをさしています。
監督だって“人の子”なのです。

会費・用具費

大抵の少年野球チームでは、毎月会費を取ります。
この使い道は、チームが練習するグラウンド代・大会エントリー代・ボール代が主なものです。
毎月2~3000円が軟式野球チームの相場のようですが、硬式チームになると月に何万円というところもあるので注意してください。

昔と違い今は1本3~4万もするバットやxxモデルなどの高級グローブがありますが、道具を買うときはまず指導者に相談してください。
先輩からお下がりがきたりする場合もあります。
そもそも、その子に合わないかもしれない道具に何万も出費するのは馬鹿げています。
高価なグローブにはポジションの適性があり、高いバットにはバランスの向き不向きがあるので、せっかく買ったはいいが、わが子が使えない恐れがあるのです。

指導者対応

少年野球チームの指導者は基本ボランティアです。
“野球塾”ではないので報酬などは発生しません。
根っから野球が好きで、子供が好きなオヤジたちの集まりです。
但し、仕事でないからこそストレスも溜まります。
少年野球の指導者に喫煙者や酒好きが多いのはこのためです。
よって、彼らは練習や試合の後に“反省会”や“作成会議”と称して年中呑んでいます。

高校野球になると“監督と保護者は年に1回(新年会)でしか話が出来ない”という学校が主流ですが、少年野球にそんな制約はありません。
少年野球の指導者は親御さんとの交流を求めています。
家庭でのお子さんの練習状況や勉強する姿にも非常に興味があります。
お酒は飲めなくても「一度反省会に参加させてください」と言ってみてください。
きっと貴方にとってもお子さんにとっても“明るい道”が開けると思います。